今回は、「マリア」です。
マリアには、アガボイデスの交配種と桃太郎似の交配種もありますが、今回紹介するのはそのどちらでもないタイプです。
薄葉ながらもやんわりとした質感をしており、聖母マリアの包容力を感じさせる優しい雰囲気を醸し出しています。
目次
基本情報
品 名 | Echeveria ‘Maria’(マリア) |
交配式 | 不明 |
来 歴 | 2010年頃からオークションを通じて韓国より輸入 |
タイプ | アガボイデスの交配種と桃太郎似の交配種がある |
育て方 | 高温多湿に弱いため、猛暑の時期は涼しい場所で管理するのが望ましい |
タイプ別比較
マリア
今回紹介しているタイプです。
2010年頃から、オークションで見かけるようになりました。
韓国から入ってきたものですが、2010年当時は薄葉でやんわりしたタイプが主流でした。
マリア(桃太郎似)
2012年~2013年頃のオークションでは、マリアというと桃太郎似のタイプが主流になっていました。
一説によると、桃太郎が韓国に渡り、マリアの名前で逆輸入されたとか。
交配種を自家受粉して実生するといろいろな顔が出るので、薄葉タイプも含めオリジナルは桃太郎なのかもしれません。
マリア(アガボイデス交配種)
フランクレイネルト氏による、アガボイデス × プロリフェラ の交配からの選抜種とされています。
「原種マリア」として流通していることもありますが、原種ではありません。
イエロー、オレンジ、ダーク、メキシコなど、さまざまな色や国の名前がついたタイプが流通しています。
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販売情報
薄葉タイプのマリアは、流通量が多くないためホームセンターや園芸店などでは見かけませんが、ネットショップやオークションなどでは比較的安価で入手可能です。
交配種
2010年代から流通していますが、定番と言える交配種はありません。
マリアを使った交配種は、その特徴である優しい雰囲気が引き継がれるケースが多いです。