陸のイソギンチャク!?ルテアの魅力と育て方【多肉植物・エケベリア原種】

今回は、個性的な形をした「ルテア」です。

まるで生き物のようにうねってみえる葉が特徴。
好みが分かれるタイプですが、個性的なだけにエケベリアを知れば知るほど好きになっていくかも!?
そんなマニアウケするルテアの魅力を紹介します。

目次

基本情報

学 名Echeveria Lutea(ルテア)
自生地メキシコの サン ルイス ポトシ州に分布
語 源黄色の花が咲ことから、ラテン語の luteus(黄色)に由来
来 歴1910 年に自生地のサンルイスポトシ州にて採集され、翌年に海外の文献で発表
タイプ以下の産地別のタイプがある
lutea, Fantasmas
lutea, Jaujal

基本種は黒系だが、グリーンフォームもある
流 通レアな品種でありホームセンターや園芸店では見かけることはないが、ネットショップや
オークションなどで入手可能

タイプ別比較

基本種
グリーンフォーム
出典:Flickr(Photo by Jean-Michel Moullec

価格情報

ルテアはレアな品種であり、ホームセンターや園芸店では見かけることはありませんが、ネットショップや
オークションなどで入手可能です。

魅力/特徴

ルテアの魅力は、他のエケベリアでは見られないうねるように伸びる細い黒葉。


溝がグロテスクさを増しているようにも。。。
自生地では岩にへばりつくように生えていることもあり、まるで陸のイソギンチャクのようにも見えてきます。

葉の見た目はグロテスクでも、花は黄色でかわいい形をしています。

黄色い花といえば プリドニス ですが、ルテアの名前の由来が「黄色」というだけあって、負けず劣らす美しい色です。

育て方のコツ

ルテアは、高温多湿に強くありません。
ツヤのある黒系の葉は、夏場に葉焼けしたりハダニの被害を受けやすくなります。
日照不足の後の強い日差しにを避けて、できる限り涼しいところで管理してください。

開花時期が夏場なので、開花前にできる限り強い株に仕立ててあげたいところです。

交配種

ルテアは個性的すぎるせいか、普及している交配種は見かけません。
近年の交配ブームでルテアを使う人が出てきたので、これからどんな形に育つか興味深いです。

もっとグロテスクさを増した姿にするか、かわいらしい姿に大変身させるか、などど考えながら交配するのも楽しいですね。

  • Izel:ルテア × sp. ブスタマンテ 

以上、ルテアの紹介でした。

イソギンチャクのように奇妙な形をしていますが、インパクトが強いだけに慣れると愛着がわくかもしれません。
見かけたら育ててみてはいかがでしょうか?

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